観賞用としてもインパクトのある植物。
その名もアーティチョーク。
こちらの写真は、薬用植物園にて撮影してきました。
今日は、お料理でいただく若いつぼみではなく、
「葉」の部分について、薬草学と薬膳の目線でご紹介したいと思います。
学名:Cynara scolymus
科名:キク科
別名:チョウセンアザミ
薬用部:葉
味はというと、、、
かなり苦いです!
かなり苦いです!
アーティチョークの「葉」は、
シナリンという成分を含み、肝臓の解毒作用があり、
歴史を辿ると、古代ギリシャ・ローマ時代から、
シナリンという成分を含み、肝臓の解毒作用があり、
歴史を辿ると、古代ギリシャ・ローマ時代から、
「二日酔い予防」や「肝臓ダメージの回復」に利用されてきました。
私たち人間は、お酒の存在と出会ってからというもの、
ついつい飲み過ぎてしまっていたのですね。
一体、誰があんなギザギザの
毒性がありそうな葉を煎じて
飲んでみようと思ったのでしょう?
いや、よっぽど二日酔いで分別なく色々な部位を
飲んだら偶然発見したとか?
先人たちのカラダを張った
臨床経験に感謝するばかりです。
苦味が特徴的なアーティチョーク、
肝機能の他に、消化器系の働きも助けてくれる
心強い薬草なのです。
そう、二日酔いのときは、
胃も(ココロも?)荒れていたりしませんか?
迎酒などで、さらに肝機能のダメージをUPさせるのではなく、
今日からはアーティチョークの葉ですね♡
そしてもう一つ、
薬膳として「苦味」は、
体内に溜まった余分な熱をとると考えます。
湿度の高い日本の夏は、熱が体内にこもると、
次のような症状が現れやすくなります。
・動悸
・不安感
・不眠
もし、お酒が好きでやめられないー!
休肝日って何?
二日酔い対策にウコンドリンクは常備
不眠気味だから、寝る前に飲んじゃうんだよね。
上半身に熱を感じやすく、夏の暑さが苦手。
などなど、
あてはまる方がいらっしゃいましたら、
アーティチョークをベースに、ペパーミントや
ジャーマン・カモミールを追加でブレンドした
ハーブティーはいかがでしょう?
よりスッキリした味になり、飲みやすくなります。
今より、少しでも心地よく過ごせるよう、
お役に立てましたら幸いです。
<注意事項>
薬草の活用法は、医療の代わりになるものではございません。
キク科アレルギーの方は、ご使用を避けてください。
また、体質・体調・使用方法により健康を損ねる可能性も
ございますため、必要に応じて医療従事者へご相談ください。
もっと、苦味の作用や夏の薬膳食材について
詳しくお知りになりたい方は、ぜひこちらの
ランチ&プチセミナーでお待ちしております!
【残3名】8/6(土)夏のかんたん薬膳
(画像をクリックいただくと詳細ページが表示されます。)
キク科アレルギーの方は、ご使用を避けてください。
また、体質・体調・使用方法により健康を損ねる可能性も
ございますため、必要に応じて医療従事者へご相談ください。
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