2016/09/02

【薬膳】疲れたときに、控えたほうがよい食べ物



疲れによい薬膳はありますか?とお客様から
ご質問をいただきましたので、ご紹介いたします。

疲れによいとされる薬膳は、
どのようなバランスになっているかを弁証することで、
補う食材も数多く存在し、それぞれ異なります。


疲れたときは、
「肉を食べて、スタミナをつける」と言われますが、


ズバリ、
漢方の考え方では、逆効果です。


特に牛肉。


牛肉は、肉類のなかでも消化に負担が大きいため、
疲れているときに食べると、残りわずかなエネルギーが、
すべて消化に使われると考えます。
(あくまで"控える"のであって、牛肉を否定はしておりません。)


PCで例えると、
バッテリー10%以下の状態で、大容量データを
ダウンロードしてフリーズするくらい
とても負荷が大きいのです。


薬膳セミナーでは、活動には欠かせない
生命エネルギーの「氣を補う」薬膳食材として、
牛肉や鶏肉、豚肉などをご紹介いたしますが、


「いますぐ、横になりたーーーーい!」と、


疲れ具合いがMAXときだけは、
肉は控えましょう!ということです。



では、何を食べたらいいのかというと、


消化の良い
「野菜スープ」や「お粥」です。



消化に優しい、人参やキャベツをピーラーで、
かんたんにスライスすると、まな板も使わず、
サクッと出来上がります。


お粥ができるまで、待てないときは、
冷やご飯を温めて作る、雑炊はいかがでしょうか?


ぜひ、お試しください♡



最後に、



「疲れ」には、大きく分けて2種類あります。


1つめは、一晩寝ることでリフレッシュして回復する一時的なタイプ、
2つめは、寝ても休んでも回復しにくい、慢性的なタイプ。


もし、慢性的な疲れを感じていらっしゃる方は、
蓄積されると回復に時間がかかりますので、
どうかそのままにせず、睡眠と休養のバランスを保ち、
ご自身にあった養生法を日常に取り入れてみてください。

(半年以上続くような疲れには、別の不調が隠れている
こともあります。その際は医療機関などで相談される
ことをおすすめします。)


そして、食養生の1つとして、
いつも食べている食材に秘められた、
薬膳の智恵が気になる方は、
薬膳セミナーにてお待ちしております。


お陰様で、満員御礼となりました!
<お知らせ>
初の北陸地方
Blue Earthの長森様にお声がけいただき、
9/18(日)、富山市にて薬膳セミナーを開催いたします。


今回は、プチ試食タイムを含めた、
質問タイムをたっぷりご用意いたしました。

富山のみなさまに、お会いできます日を心から楽しみにしております。

今日も最後までご一読いただきまして、
ありがとうございました。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

◉ お申込み・お問い合わせはこちら♡

◉ ワークショップ・セミナーのご感想一覧はこちら


0 件のコメント:

コメントを投稿